小学校のお受験に合格して学校生活を送るようになると、かなりの体力が必要になります。
朝の通学、授業、体育、給食、休み時間、下校などに加えて、ランドセルも背負わなければなりません。体力や運動能力を育むために、スイミング教室や体操教室などで体を鍛えることが多いようですが、家庭教育でも「今日のお買い物は歩いて行こう」「車に乗らないで電車で行こう」というように、ふだんの暮らしの中で体力をつけることもできるはずです。
また、生活のリズムを規則正しくすることでも体力は向上できます。子どもも大人も生理的にみても太陽の光にあたるとホルモンが活発になります。そのため、太陽とともに、寝起きをした方が体に無理はないのです。
朝は6時台に起きると体が働きやすいので、逆算すると夜は9時に寝た方が活動力は良くなります。早寝早起きをしなければ、小学校のお受験に受からないというわけではありませんが、生活のリズムをつけているほうが、登校してから体が働きやすく、頭が活性化しやすいのです。成長ホルモンは夜に熟睡したときに出るため、ぐんぐん成長する時期に生活リズムを整えることが大事です。そのためにも1日のタイムスケジュールをつくりましょう。
(一例)
6:00 起床 6:30 はみがき 洗顔、身支度 7:00 朝食 7:30 登園のための身支度や用意 8:00 ~14:00 登園 14:30 帰宅 おやつ 15:00 お友だちと外遊び 習い事 お勉強学習 18:00 夕食 お風呂 20:00 読書 21:00 就寝 |
お受験のためにも、小学校に入学後も、勉強や運動の能力を伸ばすためも、3度の食事をきちんととり、決まった時間に寝かせ、決まった時間に気持ちよく起きられるように、生活のリズムを整える家庭教育を心がけることが大事です。