フランスは再びロックダウン、アメリカも最大1日8万人を超える感染者数を出すなど欧米などでは収まる兆しのない新型コロナですが、日本でも、これから寒い季節やお受験シーズンを迎えるため不安がつのりますよね。
さて、国立小学校のお受験も私立小学校同様、11月にピークを迎えます。
東京都内の国立小学校は「お茶の水女子大学附属小学校」「筑波大学附属小学校」「東京学芸大学附属大泉小学校」「東京学芸大学附属小金井小学校」「東京学芸大学附属世田谷小学校」「東京学芸大学附属竹早小学校」の6校ですが、どの国立小学校も例年、かなりの高倍率になっています。
国立小学校は、私立小学校に比べて保護者の経済的な負担も軽いのですが、抽選を通らなければ考査に進めないというデメリットがあるため、抽選の段階から悲喜こもごもとした様相が繰り広げられています。
新型コロナの影響により、国立小学校のなかで、お受験の内容を一部変更した小学校についてお知らせします。
「筑波大学附属小学校」は、10月に例年よりも1カ月早く抽選と考査を行っています。
この前倒しは、新型コロナ感染の爆発が起きた場合に、日程を後ろにずらすことになるため、早め早めの対応を行っていきたいという意図からのようです。加えて1次抽選の通過者が減少することも明示されています。
また、「東京学芸大学附属大泉小学校」は、第3次選考は実施せずに、合格者と補欠を同時に発表することにしています。
「東京学芸大学附属小金井小学校」では、例年は2日間行われていた考査が男子は11月25日(水)、女子は11月26日(木) の1日のみに変更されています。
「東京学芸大学附属竹早小学校」は、抽選について志願者の中から任意に選ばれた方に立ち会っていただく方式になっています。
「お茶の水女子大学附属小学校」「東京学芸大学附属世田谷小学校」については現時点では変更の発表はなされていません。