受験 小学校 


幼稚園と小学校のお受験はすでに終わりましたが、中学校、高校、大学のお受験はこれからが本番です。

幼稚園のお受験もそうですが、小学校のお受験も、有名小学校に通わせることがステータスと思っている親もいることでしょう。また、髪を振り回して、お受験塾をかけ持ちするママたちの様子が大げさに報道されたりすることもあります。こうした光景が根拠となり「そんな小さなうちから親の見栄でお受験をさせてかわいそう」…。多少は緩くなったとはいえ、世間的には、お受験に対しての理解が十分に得られているとはまだまだ言えないようです。

しかし、公立小学校の学級崩壊やいじめ、教育のレベルの低下を聞くにつけ、「わが子はやっぱり小学校お受験」。そう思って小学校のお受験という競争に乗り出していくのでしょうね。

お受験の負担が子どもの重くのしかかってくると、ストレスで円形脱毛症やチック症が出たという話も聞きます。「うちの子にお受験は無理なのではないか」と思ったら、迷わずに「小学校のお受験というバスから下車」してください。

また、努力が実って志望校に合格したとしても、小学校の6年間にはいろいろなことが起きるはずです。いじめたり、いじめられたり、ケガをしたり、ケガをさせたり…。学校は子どもたちが集団生活を送る場であるため、何が起きても不思議ではないのです。

そんなときに「どうしてもこの小学校に通わせたい」と強い気持ちでお受験にチャレンジした場合には、お子さんがめげていても「こういうこともあるから気持ちを切り替えて頑張ろう」と励ますことができます。

しかし、余り気乗りしないで入学した小学校となると「やっぱりこの学校はやめておけばよかった」と言うことに。親の心情が子どもにも影響して、子どもが先生や学校を嫌いになり最後にはせっかく入って小学校を中退してしまうケースも珍しくないようです。

お受験は子どもの人生を方向づけることにもつながりますが、でも小学校のお受験は人生のごく一部にしか過ぎないのです。失敗を恐れずにチャレンジすることはもちろん大切なことですが、失敗してもいくらでも方向転換できるという柔軟性を持って小学校のお受験に挑んでほしいと思います。

名門私立幼稚園・名門私立小学校 お受験専門 家庭教師サービスは、「お受験くらぶ」にご相談ください。