お受験の準備をしよう 反抗期を乗り切る家庭教育


乳幼児の反抗期は2歳前後からはじまります。自我が育って、ひとりでなんでもやりたくなるのですが、赤ちゃん扱いされてひとりでやらせてもらえなかったり、ひとりでやってもうまくいかないために、イライラすることが重なり、扱いが難しくなります。

しかしこれも3~4歳でおさまり、会話が成立する5歳以降は、反抗期は消えるといわれていますが、子どもによっては乳幼児期とは全く違う反抗期がはじまってしまうこともあるようです。

5歳以降は体が発達して思いっきり走ったり、ボールを思いっきり蹴ったり、体を使っていろいろなことに挑戦したくなる時期ですが、幼稚園や保育園と違って家では走り回るような遊びができません。

新型コロナの影響などで外に出ることも少なくなり、家で遊ぶことが多くなると、男の子も女の子も「つまらない」となり、欲求不満がはじまります。「つまらない」のでテレビゲームでもやろうと思っても、「テレビゲームばかりやらないの」と怒られます。

こうしたことを繰り返しているとママが何を言っても「いやよ、やりたくない」。ママの言うことをなかなか聞かなくなったり、ふてぶてしい態度でパパにも逆らったりするなど反抗的になってしまいます。

ママとしては、小学校のお受験のためにも「お友だちともっと外で遊ばせなきゃあ」と思っているのですが「子どもだけで外に出して遊ばせるのは危ないし、だからと言って、ずっとついていてやることはできないし」と悩んでしまうことに。

そんなときには、子どもの様子を観察し「うちの子は運動不足のため欲求不満なのかな」と感じたら、体を思う存分に動かす機会を土日だけでもいいので実践しましょう。

テーマパークなどの人工的な場所ではなく、公園のせせらぎや小川に入って水遊びをしたり、葉っぱで船をつくって水に浮かばせたり…。自然のなかで遊ぶことで、子どもは自然のありがたさやこわさも学び、五感も研ぎ澄まされていくはずです。「反抗して手に負えない」と思ったら、とにかく運動不足の解消を。小学校のお受験のためにも、バランスのとれた心と体を家庭教育でつくりましょう。

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