お受験の準備をしよう 厳しく教えない訪問教育


小学校のお受験に備えるために、いろいろな準備をしていることでしょうが、お受験塾の先生や家庭教育や訪問教育の先生に、こんなお願いをしていませんか。「教えたことをやらない」「おとなしくしない」「なんどやっても同じところを間違える」などが目に余ったら、遠慮なく子どもを「ビシビシ叱ってください」と。

また、先生のなかには、子どもを教えるときに、厳しい態度で臨まなければ子どもは成長できないと考えて厳しく指導している方もあるようです。

「子どもを叱って教えることはありません。いいところをほめて、悪いところはやさしく言い聞かせながら教えています。それでは納得せずに『先生もっと厳しくしてください』と言うお母さんがたまにはいます。私が子どもを叱らないのは、厳しく勉強を教えていては、小学校のお受験に合格できないと思うからです。なぜなら、厳しい先生だと、子どもは先生の言うことを聞きますが、やさしい先生だと言うことを聞かずに、いつまでもふざけています。先生の教え方によって態度を変える子は、お受験には不利なのです」(小学校のお受験で名門小学校に数多くの合格者を出した実績をもつ訪問教育のベテランの先生のお話し)

小学校のお受験では、体操や行動観察の前に体操着に着替えるときや、控室で試験の順番を待っている間に、先生が様子をみていることが良くあります。また、試験会場の教室への移動や移動する際にも先生が見ていて、廊下を走ったりする子や、だらだらと歩いている子、

ふざけている子は、確実に不合格になってしまいます。先生が厳しいか、厳しくないかで態度を変える子どもではなく、相手がだれでだれであっても、自分の行動を冷静にコントロールできる子どもに育てることが大事なのです。

叱りつけてものを教える訪問教育では、子どもだけではなく教える方もストレスがたまってしまいます。親はつねにイライラ、子どもは叱られないか緊張してぴくぴく…。

そんなマイナスの状況が続くと、親も子どもも疲れ切きり、目の前のことに集中できなくなり、子どもの合格は遠いものになってしまいかねません。

訪問教育や家庭教育では、最初から「厳しく叱らない」というルールを、先生も、親もあらかじめ決めて、小学校のお受験に挑んでほしいと思います。

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