お受験の準備をしよう お絵かきや工作も訪問教育


小学校のお受験の傾向を見ると、ペーパー試験や行動観察などとともに、お絵かきや工作などの試験を行っている学校もたくさんあります。とは言っても、ほとんどの学校では、子どもの絵の「うまい」「へた」を合格の材料とするために、お絵かきや工作などの試験を行っているわけではありません。

お絵かきの試験では、おおくの小学校がテーマを決めていますが、試験を担当している先生がどこを見ているかと言えば、絵のうまさではなく、子どもらしさや創造性がその子に備わっているかどうかを見ているようです。

だからといって、お絵かきや工作の練習をしないで、いきなり試験を受けさせるのは無謀です。子どもの中には、まれに、天才的な創造性があって、教えてもいなのに大人が感心する絵を描く子どももいるでしょうが、ほとんどの場合、お絵かきや工作の練習をしないで合格することは奇跡といっていいほどです。

合格をより近づけるためにも、事前に、訪問教育や家庭教師などにお願いして、絵を見ていただくことも良いと思います。子どもに子どもらしい絵を書かせるには、誰でもできるようですが、実はテクニックが必要なのです。

たとえば絵の才能が「ある子」と「ない子」がいたとしたら、絵の才能がある子は、画用紙いっぱいに大きな木をダイナミックに描きますが、絵の才能のない子は、小さくまとまった木の絵しか描くことができません。これでは合格は難しいのです。

訪問教育の先生が「小さな絵を描いた子に、なぜこんなに小さいのと聞いたところ『テーブルからはみ出して絵を描いたら、テーブルが汚れるとママにしかられたから』」と答えたそうです。先生は「『テーブルの上に新聞紙を広げれば汚れないので、どんなに大きく絵を描いても大丈夫よ。だから、元気よく描こうね』」とアドバイスしているそうです。

また、ママが絵を子どもに描かせたとして、その絵を見て「こんな絵はだめ、こう描きなさい」と言ってしまい、子どもの独創性や個性を妨げしまうこともあるかもしません。

そんなことのないように、小学校のお受験対策として、お絵かきや工作を訪問教育や家庭教師の先生に見ていただくことも選択肢のひとつとして考えても良いと思います。

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