お受験合格に向けて お受験 幼稚園の御三家って?


「三種の神器」「徳川御三家」「三大祭」「三大都市」…など「三」という数字が日本人は大好きだと思いませんか。

心理学の分野から見ると、2つの選択肢があれば、状況判断を正常にできると思われがちですが、それだけだと心に余裕がなくなってしまうとか。と言っても「四」だと多いので迷ってしまいそう…。だから「松・竹・梅」などのように選択肢を3つに設けることで安心できるようです。ただし、欧米では割り切れる「偶数」は美しい数字で、「三」にまつわる言葉はないようなのですが?

ところで、お受験の世界でも「三」という数字が大好きなようで、「御三家」といわれる

学校がそれぞれあげられています。

東京の私立小学校御三家が「慶應義塾幼稚舎」「青山学院初等部」「学習院大学付属」。私立中学校男子御三家が「開成中学校」「麻布中学校」「武蔵中学校」。私立中学校女子御三家が「桜陰中学校」「女子学院」「雙葉中学校」というように。

幼稚園でも当然お受験の「御三家」があって、「若葉会幼稚園」「愛育幼稚園」「枝光会幼稚園 (港区、目黒区に系列4園)」が現在の「御三家」と言われています。

以前は「松濤幼稚園」が含まれていたのですが、廃園になってしまったため、新たに「愛育幼稚園」が加わりました。

ではなぜ、この3つの幼稚園が「御三家」と言われ人気になっているのでしょうか。

理由はいろいろあるようですが、巷で言われているのは、どちらの幼稚園も昭和初期や戦争直後に創立された歴史のある幼稚園で、著名人も数多く出ていること。大使館、瀟洒な高級住宅、公園などが立ち並ぶ港区にあること。加えて芸能人のお子さんたちも多く入園しているなどが人気の秘密のようです。そのため、お受験の難易度も高く、入園するにはかなりの努力を強いられそうです。

「御三家」それぞれ独自の教育方針やカリキュラムもあり、名門小学校のお受験の勉強を特別にしていなくとも、それに付随する幼児教育を実施しているので、入園しながらお受験対策も同時にできることも評価できるポイントのようです。

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