ハラハラ、ドキドキ…と気をもむお受験シーズンがやってきました。
大学や高校のお受験では、感染拡大を懸念して、受験生一人一人の検温、アルコール消毒やマスク着用の徹底、アクリル板での仕切り、陽性でも症状の出ていない受験生は別室での受験を可能にするなど、例年にはないお受験への対応がなされているようです。
10月下旬から11月中旬ぐらいまで幼稚園のお受験が続きますが、幼稚園のお受験にも変化か見られるようです。
東京の「御三家」といわれている「若葉会幼稚園」「愛育幼稚園」「枝光会附属幼稚園」のお受験についてホームページを参考に見ていくことにします。
「若葉会幼稚園」は、自分のことは自分できる自立心の強い子どもを育てることに定評のある幼稚園です。そのため、自立を律することのできる能力を高く評価する慶応幼稚舎などの難関校に強いと言われています。「若葉幼稚園」のお受験は、10月31日(土)~11月4日(水)に行われますが、大きく変わったことは、園の見学やかけっこの競技が中止になったことです。
「愛育幼稚園」は、説明会と見学は行われましたが、参加が可能だったのは、2021年度に入園を希望する保護者のみで、ひとつのご家族で1名の参加に限定されました。入園テストは、11月2日(月)、11月3日(火)に行われます。保護者面接は、それに先駆けて10月19日(月)、21日(水)、24日(土)、28日(水)、30日(金)、11月1日(日)に実施。その際は保護者お一人でも、ご両親揃っての面接でも、どちらでも選択できますが、お子さまの同伴は禁止となっています。
「枝光会附属幼稚園」の入試は11月4日(水)・5日(木)に行われます。例年7月に行われている保育見学と水遊び保育は中止に。9月の保育見学は2回行っていますが、両日とも、2021年度の入園希望者のみで、保護者1名に限定しています。10月には運動会が開催されていますが、スタンドからの見学で、未就園児の競技は行わないなどの変更がありました。
このように、幼稚園の「御三家」でも、2020年度のお受験は、新型コロナウィルス拡大の影響で、説明会や見学会の中止や、面接の短縮、人数の制限やお子さまの同伴の中止などが目立ちました。