お受験どうする? 親がシングル、どうなの!


小学校のお受験をするご家庭が増えているといっても、都内の私立小学校に通っている子どもは、小学生全体のわずか5%にしか過ぎないのです。そのため、いまだに、ごく一部の恵まれた家庭の子どもしかお受験できないのではと思われているようです。まして、パパとママが揃っている家庭環境ではなく、一人で子育てをしているシングルファザーやシングルマザーのご家庭では、お受験そのものの資格がないのではないかとお受験に二の足を踏むことも。シングルが原因でお受験をあきらめてしまっては、お子さんの将来に赤信号が灯らないとも限りません。

結論からいえばシングルファザーでも、シングルマザーでも、片親だからいってお受験が不利に働くことはないはずです。シングルマザーで働きながら子どもを育てて、私立小学校に子どもを合格させたお母さんもいます。熱を出した、ケガをした、下校が早まった…などのアクシデントでお迎えが急に必要になった時に、きちんと対応できるかどうかもポイントになるはずです。シングルファザーやシングルマザーでも実家が近く、祖父母が子どもの送り迎えなどをサポートし、安定した収入があり、高い学費が払えるという条件がそろっていれば私立小学校のお受験にはなんの支障もありません。

注意が必要なのは面接の時ぐらいでしょうか。離婚をしているにもかかわらず、子どものためと割り切って、面接の日だけ、夫婦円満を演じるご夫婦もいるようです。子どもは正直ですから面接官に「パパとは別々に暮らしている」と真実を話して両親をあわてさせることも。その結果、不合格かと言えば合格したケースもあるとか。ご両親の子どもへの愛情の深さが、学校に受け入れられたのかもしれませんね。

たとえシングルであっても、地域の公立小学校ではなく、充実した教育環境のなかで子どもを成長させたいと考えているのなら、迷わずにお受験を選んでください。面接には、一人で参加することになりますが「一人親だからと言って子どもにさみしい思いをさせないように、しつかりと子育てに取り組んでいる」ことをアピールしましょう。また、「なぜ私立小学校に通わせたいのか」「どのような子どもに育ってほしいのか」なども自分の考えた言葉で伝えていくことも大切でしょう。

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