お受験の準備をしよう! 文科省がススメル家庭教育 その3


引き続き文科省がススメル家庭教育について紹介します。子どもの成長にかかせない遊びを家庭教育に取り入れることをススメています。

(6)のびのび遊ばせる

遊びは子どもの心の成長にとても大切です。特に幼児は遊びを通して感覚を働かせ、運動をし、ものをつくり、想像します。しかし、最近は外で駆けまわるような遊びから、家の中でのひとり遊びが目立つようになりました。また「テレビは好きだがおもちゃで遊べない」「母親べったりで集団の中で遊べない」「外遊びが苦手」など。遊べない子どもも現れています。子どもにとって遊びがいかに大切かを認識して、ゆったりのびのびと遊ばせましょう。

(7)一緒に楽しく身体を動かそう

乳幼児期は、走る、跳ぶ、投げるなどという基本的な動きを学習し、運動の仕方を身につける大切な時期です。親子のふれあいや仲間との交流を深めながら、さまざまな外遊びを通して、いろいろな身体の動きを学習させるとともに、身体を動かす楽しさを教えましょう。テレビやテレビゲームなど屋内の遊びが増え、自然の中で遊ぶことが少なくなっています。また、自然の中に連れだしたりして、動植物や自然とふれあう楽しさに気づかせましょう。地域の自然に親しむ活動に家族ぐるみで参加したり、時には親から離して、子ども一人で参加させましょう。自然の中で遊ぶことで、驚きや感動を体験し豊かな感性を育むとともに、自然や環境を大事にする心や忍耐することの大切さなどを学びます。

(8)地域の活動などに参加させる

幼児の時期から自分と似たような年代の子どもと遊ぶ機会をもつことは、とても大切です。ものの取り合いのようなけんかは、言葉の出ない時期でもよく見られますが、こうしたやりとりの中で、子どもは「ほかの人」を知り、「社会性」を学んでいきます。やがて幼稚園・保育所といった集団に入るようになり、年少の子はルールを守ることや我慢することの大切さなどを身につけ、年長の子は思いやりの心や集団をリードしたり役割を果たしたりする責任感を養っていきます。身近な地域のボランティア・スポーツ・文化活動・青少年団体の活動などは、それぞれ年の違う集団の中で子どもたちが切磋琢磨する貴重な機会を提供しています。親はその大切さを見直し、子どもたちを積極的に参加させましょう。

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